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2009年 3月31日
さて、明日は4月1日。エイプリルフールです。
何かしらお馬鹿な企画を個人や会社が考えることも多い、一種の行事ですね。
ゲーム業界では気合いの入った4月バカを行う企業があります。
知っている人もいると思いますが、アイレムソフトウェアエンジニアリングです
アイレムの力の入れかたはすさまじいものがあり、「本業じゃないのか?」と言われるほど。
今年は何を見せてくれるのでしょうか。

過去のエイプリルフール企画はアイレムのウェブサイトにあるサイトマップから見ることができます。
ただし、昨年のは見ることが出来ません。
公開されているのは一昨年のものまでです。
今年の企画は明日のみ公開され、来年の4月1日に再公開されることになります。
何度か見直したいのならば保存しておくのも良いですね。
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GAME シューティングゲームで視力の「コントラスト感度」向上、米研究
FPSのようなゲームをやることで、「単一色の背景から微妙な濃淡の変化を感知する能力」が磨かれるという話。
確かにカウンターストライクをやると、遠くの人物が味方か敵かの判別が非常に難しい。
誤射はトラブルの元なので、他のゲームでは色彩を豊かにすることで解決していることもおおいですね。

話は変わりますが、ゲームをやると空間認知能力が上がるという話もあります。
現代人のIQが上昇しているのは、ゲームやテレビのような映像媒体に触れることで空間能力が高まっているからだとか言う研究結果もあったはずです。
正直、IQテストが当てになるのかならないのか、ゲームは有害か無害かなんてわかったもんじゃありませんけど。
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ちょうど今ペーパーマンというオンラインゲームの課金に失敗してしまった。
課金したけど課金されていない状態になってしまっている。
課金してしばらくしたらレビューするつもりだったけど、金額が戻ってきてしばらくゲームをしてからじゃないとレビューはしません。

2009年 3月30日
PS3 Xbox360 初代コールオブデューティーがPSNとXBLAで出る?

発売元のActivisionがコールオブデューティーのESRB(アメリカ)とPEGI(ヨーロッパ) におけるレーティング審査を通しているようです。
初代コールオブデューティーは、私が思うにコールオブデューティーシリーズで最も面白いです。
ただ日本で配信されないとか普通にありそう。

初代コールオブデューティーは私のウェブサイトでもレビューしていますので、どんなゲームなのか気になる方はどうぞ。
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コラムに好きの反対は嫌いなのか無関心なのかを追加しました。
インターネットでよく交わされる「好きの反対は無関心だ」という意見について私なりの考えをまとめています。
別に堅苦しいことは言っていませんので、気軽に読んでください。
一回このように自分自身で文章にしてみないと、自分の考えというのがハッキリとしないと思いました。
頭で巡らせるン度絵はなく、実際に書き起す・・・。コレが大事。

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NHKBSがひどい・・というか本気を出した

本当に細かいことは良いのか?(笑)

2009年 3月29日
前日の記事はリンク先がメチャクチャでした。修正したのでお詫びします。

Xbox360 『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベル EXTRA』出荷停止(公式サイトにちっちゃく書いてある)

XBOX360向けのシューティングゲーム『怒首領蜂 大往生 ブラックレーベル EXTRA』が出荷停止になりました。
インターフェイスの不備や、多発するバグに耐えかねたユーザーからの反発がよほど大きかったのだと思います。
発売直後にプロデューサーのブログが閉鎖したり、変なニュースを扱うライブドアでもとりあげられたりしました。
というか未完成品ならば出さない方が良かったのではないでしょうか。
確かに決算期が迫っているので何が何でも出す必要はあるのかもしれません。
しかしそうしたことをすれば会社を運営する株主にはうれしいことになるのでしょうが、買ってくれる人たちへの長期的な信用が崩れさってしまいます。

そうしたことからも土壇場で発売を延期したドラクエ9はブランドを守るために良い決断をしたと思いますね。
ただ、本当は期日通りに発売することがベストなんですが。
--------------------------------------------------------------------------------------- ●Xbox360 「ラスト レムナント」はこうして作られた。アメリカ製エンジンに挑んだスクウェア・エニックス

ラストレムナントを作るに当たってスクウェアエニックスはアンリアルエンジン3を利用しましました。
PS3やXBOX360の時代を作るマルチタイトルゲームエンジンとして有名なものを採用したわけです。
しかしそこには困難がまっていました。
アンリアルエンジンは今まで使っていた手法とは違う方法でプログラミングされており、さらに説明書のようなものが英語だったこと。
今日の話題の要点は、説明書にあります。
スクエニはなんとか翻訳を繰り返してXBOX360版の発売日には漕ぎ着けたものの、未完成に近いものとなっていました。
しかしPC版では十分なクオリティで動作させていましたからななんとかアンリアルエンジンをものにしたと言っても良さそうです。

後日、スクエニはGamebryoというゲームエンジンを取得しました。
アンリアルエンジンと違い、自分流にアレンジしやすいゲームエンジンなのでこっちのほうが作りやすいかもと思います。
ただ、このゲームエンジンは個人的には出来が悪いと思うんですよねえ。

本題に移りましょう。
説明書が英語である。言い換えれば不親切であることはゲームエンジンビジネスにおいて非常にネックです。
当時のゲームエンジンとしては最高クラスのパフォーマンスを見せたCryEngineや現在最高のゲームエンジンであるCryEngineは、あれだけの技術力を見せつけながら採用ゲームは数えるほどしかありません。
聞きかじりの話ですが、そこには説明書(仕様書)の不足が原因だと言われています。
この二つの会社は、ドイツの会社です。
つまり開発者の母語は英語ではありません。
説明書の不足も相まって、上手く説明しきれない説明書がネックとなりゲームエンジン商売はそれほど上手くいきませんでした。

うってかわって初代PSの話をします。
当時のPSは「開発者の優しいハード」として売り込みがかけられていました。
作りやすいアーキテクチャとかとういう部分はもちろんです。
それよりも大事なのが、説明書が日本語で細かく、丁寧に書かれていたのです。
PS2以降は複雑な構成のゲーム機になってしまい、それでいて説明書が充実していませんでした。
言い換えればソニーがプレステ2や3の性能を最大に引き出すことが出来ないまま出してしまったというわけです。
PS2は時代の潮流を読み成功させましたが、PS3は誤ってしまい低空飛行です。
おそらくいつかは出るPS4は、これらのことを反省して出るのでしょうか。

2009年 3月28日
HARD 「FileFront」が3月30日で閉鎖

FileFrontはPCゲーマーなら誰でも知っているような、ストレージ型ウェブサイト。
特にゲーム関連ファイル(体験版、パッチ、等々)が充実しており、お世話になった人は多いはずです。
そのFileFrontが3月30日で閉鎖するとかいう話。
世界的な不況に加え、大規模なファイル容量を管理、そして回線の運営は資金もかかるし何より他の回線に迷惑をかけます。
(ニコニコ動画があまりにもファイルを読み込むせいでYoutubeからリダイレクトされなくなったりとか)
残念な話ですが、別のウェブサイトを利用するしかないでしょう。

HARD COD6のティザートレーラーが発表(英文記事、動画あり)

これだけじゃゲームの中身について何も分からないけれども、発売日が今年の11月10日だってことは分かりました。

HARD CryEngine3の紹介ムービー(英文記事、動画あり)

世界に誇る技術力集団Crytekのおくる新型ゲームエンジンのデモです。
CryEngine2は他のゲームとは別次元のグラフィックを見せましたが、あまりにも動作に必要なスペックが高かったりと問題もありました。
Crytekはゲーム機への進出をするために2のエンジンを元に大幅に改良し、あまり見た目を損なわずにPS3やXBOX360に移植することを可能にしているそうです。
ゲームエンジンとして有名なアンンリアルエンジン3のような美しさとは違う、「自然さ」を求めたゲームエンジンになっていると感じます。

そしてCrytekは縮小し続けるPCゲーム市場にある程度見切りをつけ、ゲーム機への市場へ打って出ました。
これは自分の憶測ですが、ゲームエンジンを作る上での説明書(みたいなもの)も前のエンジン以上に充実させているのではないでしょうか。
その理由については明日お話します。
--------------------------------------------------------------------------------------- 昨日も寝落ちしてしまいました済みません。
なにぶん最近は疲れているし睡眠の副作用のある薬を飲み始めたもので。

Alliance of Valiant Arms(アライアンス オブ ヴァリアントアームズ)のゲームレビューを追加しました。
韓国産のFPSとしては最も出来がよいAVAですが、今ひとつ足りないゲームとなっています。
今のところ出来は一番良いし初心者向けの要素も多いので、韓国のゲームって動なんだろうと思う人はやってみると良いです。
ただ、ゲーム用に組み立てたPCじゃないとまともに動かないので注意。
ほんとかゆいところが足りてなくてなくて惜しいゲームなんだよねえ。

2009年 3月26日
PC ラストレムナントPC版のレビューが好意的(英文記事)

レビューが出ているのはリンク先のGameSpot、1up、ign。
GamespotはPC版の優位性とXBOX360の面白さを伝え、1upはPCで改良された点、ignはゲームプレイについて細かく説明しています。
レビューの内容をまとめてみます。

XBOX360版と比べると大幅な技術的問題の改善が大きく褒められています。
低下したフレームレートや長すぎるローディングがすべて改善され、ようやくラストレムナント本来の形になっそうです。
またPC版ならではのバトルスキップ要素やリーダーユニットのバトル参加もうれしいところ。

相変わらずストーリーが希薄なことは欠点としてあげられています。
しかし戦闘の面白さ、先進性が欠点を補っているとも言われています。
明確なコマンドは出せなくても、きちんと戦略を立てていけばうまく進められるところが素晴らしいとか。
スクエニセンスあふれる人物や背景のモデリングやカッコイイ音楽も高い水準にあります。

点数を見てもらえば和kる通り、良質なゲームと評価されていますね。(ignは除く)
他のスクエニ製ゲームや大作洋ゲーと大差はありません。
RPGファンならとてもおすすめ出来るゲームだというのが結論のようです。
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しかしラスレムは発売前からコピー版が出回っているらしく気分は良くないです。
コピー品を手に入れた人は改造データ(チート)を使ってさっさとクリアしたりしているわけでして、何のためにゲームをやっているのかと言いたくなります。

あとラスレムが日本だけ発売が遅れているなど何をやり無いのか分かりません。
元々ドラクエ9や年度末を避けての4月発売だったと思うのですが、せめて早期発売か世界同時発売にして欲しかった。
いますぐ買える環境にない人間にはつらいところです。
--------------------------------------------------------------------------------------- 昨日のWBCの話題に続きますが、日本の野球が強い理由は才能の取りこぼしがないところにあるのだと思います。
日本人で野球をしたことのない人はおそらくいないと思います。(女性はやったことのない人もいるとは思うけど)
キャッチボールに始まって、バットを使ってみんなで草野球したりとかね。
また小学生の頃から地域の少年スポーツ団やらリトルリーグが身近にあります。
放課後の小学校のグラウンドで野球をやっている姿を見たことがある人は多いでしょう。
そして中学高校と「野球を体系的に教えてくれる団体」が存在します。

さらにはプロが頂点になるわけですが、職業としなくても社会人になってアマチュアでやることもできます。
勝ち負けにこだわらなければ草野球チームに入っても良いわけです。
つまり年を取っても続けられるような仕組みがあります。

日本が強くない競技ってこれができていないんですよね。
埋もれている才能を発掘することが出来ていないのです。

2009年 3月25日
PS3 Xbox360 PC マックスペイン3が今年の冬にも出る(英文記事)

マックスペイン3がPS3、とXbox360、PCで今年の冬に出るようです。
私のウェブサイトでは初代マックスペインをレビューしています。
開発会社は近くなるまで発売の情報を流さないようなので、これがマックスペイン3実質的な発表となります。
開発自体は進んでいるのですが、コンセプトアートやスクリーンショットは出ていません。

マックスペインは元々ストーリーは思ったよりもパッとせず、雰囲気を重視するゲームなので人を選ぶのは確か。
時間を遅くするバレットタイムをゲームに完全に組み込んだところは素晴らしいものの、その反動で単調なゲームになってしまった。
2でも大筋は変わっていないようなので、3もそれほど変わり映えのしないゲームになりそうです。
ただ、初代でも2でもマックスペインの魅力にひかれた人ならば買う価値はあるでしょう。
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WBC(ワールドベースボールクラシック)で日本が優勝しました。
ただまあ野球は世界的に遊ばれている地域が少ないスポーツです。
アメリカ、メキシコのような北中米と日本、韓国のような東アジア、そしてオランダぐらい。
もし世界的に人気だったら、サッカーのゲームみたいに世界大会版が出るのになあと思います。

それともパワプロのサクセスモードで現実の一軍選手たちを舞台にし、WBCを取り入れるか?

2009年 3月24日
昨日の分をアップロードし忘れて寝てしまいました。すみません。
PS3 最近PS3が好調

今になってPS3が元気です。
二月三月にマルチタイトルを含めたPS3向けのソフトが投入されたので、購入が増えたのでしょう。
特に日本ではPS3が強い(お国のハードですから)こともあって、今週の売り上げは据え置きハードの中ではトップになっています。
2月26日 龍が如く3
3月5日 バイオハザード5
3月12日 無双OROCHI Z
と日本人好みのタイトルを連続してそろえているのが第一の理由です。

「龍が如く」はまじめだったりバカっぽかったり、ライトな層へも求心力があるタイトルです。
どっちかというと、チンピラとかそっち系の人に人気あるみたいですが(笑)。
ゲーム自体の出来は非常に良いらしいので、当分の間売れ続けることになるでしょう。

バイオはひとまず飛ばして無双OROCHI Z です。
OROCHI Zはそれまで発売された無双OROCHIシリーズの総集編であり、さらに乱発しすぎの無双シリーズなので売り上げはかなり寂しいですがそれでも一定数は売れています。
内容もボリュームたっぷりで良いらしいです。

興味深いのはバイオハザードですね。
XBOX360との同時発売ながら、販売台数の差をみえせつけるかのような圧倒的な数の違いがあります。
初週は、PS3が32万本、Xbox360が8万本です。
面白いことにPS3とXBOX36ともにハードウェア陣営から広告がうたれました。
もちろんカプコンからの広告もありますよ(新聞の面を一つ使った広告がありましたし)
つまり別々の広告が割拠する奇妙な状況になったわけです。
面白いことに極端なハード色を押し出していませんので、詳しく調べない人からするとXBOX360向けのCMを見るとPS3で出ると勘違いしてしまいそうです。
そうでなければこれだけ新規購入が増えたことの説明になりません。

また、PS3を持っている人はバイオ好きだという見方も出来ます。
決して簡単なゲームではないが、幅広い層(先日紹介した加山雄三さんや鈴木史朗さんを含め)に人気があります。
XBOX360はコアゲーマー向け、PS3はすべての層に向けたゲーム機なので販売数に弾みがついたのでしょうか。


残念なのはWiiの売り上げ低下です。
元々任天堂は年末商戦に恐ろしく強いのが特徴でもありますが、ここ最近はかなり低調気味。
それもこれもWii向けのソフトが出ていないからです。
今年になってからGC向けのゲームをWiiにコンバートしたWiiで遊ぶシリーズばかりしか出していません
「初めてのWii」「Wii fit」に続くバケモノタイトルがここ一年出ていないのももう一つの理由です。
廉価版ソフトを出さなかった任天堂が今になって出していると言うことは、今の台所事情が厳しいのでしょうか。
Wiiならではの新作ゲームを期待したいところです。

2009年 3月22日
NEWS マイクロソフトIE8をリリース

20日のことになりますが、マイクロソフトがインターネットエクスプローラー8の正式版をリリースしました。
今までIE8Betaを使っていたのですが、ウェブブラウジングかなり高速化されているのに驚きました。
そして安定性も格段にアップし、ダメダメだったIE7の発表からようやくまともに使えるブラウザが登場したと言えるでしょう。
個人的にはFirefoxよりもIEの方が使いやすいのでうれしい限りです。

なお、このウェブサイトはIE8とFirefoxで動作確認をしております。
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コラムにPS2ではじめるシューティング五選を追加しました。
日陰ジャンルなったシューティングゲームですが、新作はどんどん発売されています。
そこでほとんどの人が持っていると思われるPS2を題材とし、これからシューティングゲームをやろうと考えている人のために5つのゲームを選びました。
この機会に一人でも多くのシューターが増えることを願っています。

PS2がだめなら360のシューティングゲームでも良いのですが、まだまだ新作が出そうなので記事を書く予定はありません。
何かお勧めありますか?と質問があればお答えしますよ。

2009年 3月21日
HARD ロストプラネット2がXBOX360以外のプラットホームで出る可能性がある?(英文記事)

現在はXBOX360にむけて開発が進められているロストプラネット2が、他の機種で出るかもしれないとの情報です。
カプコンはいままで移植を何度も何度もやってきた経緯のある会社です。
例えば、ドリームキャストのバイオハザードコードベロニカ、ゲームキューブのバイオハダード4やビューティフルジョーといったあたり。
主流のハードにわざわざ出さずに売り上げで爆死し、主流のハードへ出すという行き当たりばったりなことを何度もやってきています。
(余談ですが、カプコンは開発はすばらしいが経営がバカと言われるゆえんの一つです)

また、最近はゲーム開発費が高騰しているので元を取るのが非常に大変です。
そこでいくつものハードウェアへ出すことでなるべく多くの利益を生み出そうとするのが現在の主流です。
一度作ったゲームを他のハードウェアへ移植するのはかなり苦労します(というかもう一度作り直しになるのですから)。 しかし、あらかじめ移植を考えて作れば少ないコストで移植できるのだそうです。
つまり開発の初期段階から他のゲーム機への移植を視野に入れているのです。

ということは、おそらくロストプラネット2は他の機種へ出ます。
カプコンが扱っている自社ゲームエンジン「MTフレームワーク」は全ゲーム機への移植が出来るようになっていましたし、その後継でロストプラネット2が採用する「MTフレームワーク2」がマルチしない理由が考えられません。
確かにXBOX360向けのロスプラ2が最大限の性能を引き出していて最初に発売されるのはあるでしょう。
それでも他の機種へは時期をずらして発売するのではないでしょうか。
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PC PC版「オレンジボックス」がAmazonで激安

ハーフライフ2やポータルが入ったお得なセット。
これだけじゃなくて今のAmazonはPCゲームを安売りしている。
年度末が関係してるのかなあ。

2009年 3月20日
PSP 日本ファルコム「イース」シリーズの新作をPSPでリリース

昨日のニュースではありますがなかなかに興味深いので紹介します。
日本ファルコムという会社は、主にPC向けにRPGを出しているメーカーです。
日本のメーカーで普通のゲームを継続的に出してくれるメーカーは今ではファルコムだけです。
小さなメーカーや、アダルトゲーム専売のメーカーはあることにはありますがここでは話題にしません。

質が高いゲームを出すのも特徴ですね。
イース、英雄伝説、ほかにも独自タイトルで他のRPGメーカーと比べても穴のない優等生的なゲームを作るのに長けています。
RPGと言えば音楽というこで、ファルコムの音楽も非常に質が高い。
PCゲーム市場ではライバルとなる会社がいないにもかかわらず、手を抜くことのないゲームを提供する会社なのでユーザーからの評判は上々でもあります。
もっとも、限定版やリメイクを多用する商売方法は批判されています。

んでこのファルコムはここ数年PSPに自社開発のゲームを出しています。
それまでゲーム機への移植は自分の会社のゲームはライセンスを販売した上で、他の会社の開発を任せるというスタイルを取っていました。
ところが、本家を超えたと称されるのはPCエンジン版ぐらいでした。
ほとんどの移植版やリメイク版はゲームとしての質も危うい酷い有様だったのです。
さすがにファルコムは自社ソフトのブランドが悪化するのを憂えたのか、自社開発をするにようになりました。
ここで面白いのは、ファルコムがPSPへ出していることです。

「なぜPSP?」
普通ならパイが大きなDS、グラフィッククオリティに期待できるPS3、XBOX360に移植するような気がします。
ただ、ファルコム側としては開発費に多くのお金をかけたくないのだと思われます。
だいたいファルコムのゲームはPCゲーム向けながら、動作に必要なスペックは高くありません。
つまりXBOX360やPS3を持ってこなくても、旧世代機のPS2などにはポリゴンモデルを劣化させて移植できるのです。
わざわざXBOX360とPS3にマルチタイトル展開をし、グラフィックをパワーアップするのは、ファルコムの会社規模と技術能力から言って非常にリスキーなのでしょう。
だからゲームが少ないけれども本体が売れていた、本当の意味でのGBAの後釜に座っているPSPに出すのが得策だとファルコム考えたのだと私は考えています。

もうひとつの理由は、PCとはユーザー層と使い道が全くかぶらないことです。
ゲーム機やPCは家でドッカリ座ってやるものです。
一方、PSPは外での使用か家の中で寝転がりながら「気楽」にやるもの。
PCとPSPのどちらに出しても、ユーザー層が大きくかぶることはありません。
少ない効率でより多くのりえきをうみだすには PSPだとファルコムは考えているのでしょう。
だからこそ、看板シリーズの最新作「イース7」をPSP向けに販売すると決定したのです。

個人的な予想では、一年か半年後にPS向けに「追加要素と限定品」をつけたPC版イース7を発売するんじゃないかなーっと(笑) なにせあのファルコムさんですから・・・。

2009年 3月19日
PS3 ニンジャガイデン シグマ2 が発売決定(英文)

20日に発売されるファミ通に、ニンジャガイデンシグマ2の情報が載っているんだとか。
情報が出たのはフラゲした人がアップロードしたときなので、17日になります。
初代のニンジャガイデンは私のウェブサイトでもレビューしています。
ゲームシステムが非常に洗練されているほか、驚愕のグラフィックを見せてくれるXBOX最高レベルのゲームでした。
後にもう一度作り直された「ニンジャガイデン シグマ」はPS3向けに発売されました。
こちらも高い評価を得ています。
ニンジャガイデン2は2008年にXBOX360向けに発売されたものですから、同じ道をたどっていると言えます。
下のニュースと関連性があるのかどうかはわかりません。
HARD テクモがGDCで新作発表を計画。『_____』の最高傑作!?
ニンジャガイデンと言えばかつて板垣さんが率いていた「Team Ninja」というテクモの部署が作ったゲームでもあります。
そもそも初代のシグマは板垣さんは何も関わっていないということで、既に板垣さんが退社してしまった後でも、「シグマ2」のクオリティについて初代と同じく期待できそうですね。
板垣さんのプロデューサー能力がどうだったのかは、シグマ2のような続編ではない完全新作が出るまでわかり得ないでしょうね。

2009年 3月18日
HARD PS3本体値下げ?バンドルパック発売?海外小売店からの噂
先日、日本ではPS3の40GBバージョンがTSUTAYAのネットショップで三万円で売られていました。
これはつぎに何かある可能性は非常に高いでしょうね。

今日は時間がないので短いです。

2009年 3月17日
昨日のことになりますが、雷電IV(XBOX360)のゲームレビューをアップロードしました。
雷電IVはオーソドックスな2Dシューティングゲームです。
ゲームの中身は非常に古典的ですが、XBOX360の性能を生かした3Dポリゴンモデルを使用しています。
とは言っても他のゲームと比べるとかなり見劣りします。
ただまあ小さい企業が作っている2Dシューティングゲームの中ではグラフィックが一番良いといえます。
大きなバグや不具合もなく非常に遊びやすく作られているので、シューティングゲームをやりたい人ならば購入するのも良いかもしれません。

それにしてもクセがなく独自性のないゲームは評価するのが難しい。
なのでゲームバランスとボリュームが評価の焦点となるのですが、シューティングゲームはボリュームが大きなマイナスポイントです。
例えバランスがよくても他に類似したゲームが必ずあるので、どうしても評価は厳しくなってしまう。
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HARD デッドライジング2とロストプラネット2は2010年に出る予定(海外)

PC、PS3、XBOX360で出る予定のデッドライジング2とXBOX360、PS3(?)で出る予定のロストプラネット2が2010年の発売を目指して開発中なのだそうです。
私はどちらも持っていないのですが(XBOX360でいつかは買う予定)、二つとも2006年に発売され、カプコンのゲーム開発力が改めて見直された経緯があります。
寂しいことに、日本のメーカーでカプコン並みのパフォーマンスを見せたのがいない状況ですから。
2009年はストリートファイターIVとバイオハザード5に注力、2010年はこの二つが収益の柱となるのでしょう。

2009年 3月16日
HARD なぜPSP2はDSではなく携帯電話をライバルとするのか

記事の要約をしてみます。

PSPが出たのは2004年は、携帯電話の性能があまり高くなかったので当分の間主要なゲーム市場になるとは考えられていなかった。
今では携帯電話の性能がPSPと遜色ないほどまでに上がり、総合的なコンピューティングプラットホームとしてゲーム機と携帯電話はスペック的に争うことになる。
しかし似たような性能にある両者の違いは、ゲームの販売方法にある。
ゲーム機はパッケージ販売が中心であり、携帯電話はダウンロード販売が中心なのだ。
ダウンロード販売における利点は、大胆な価格付けを行える点や海賊版(コピー)の排除、中古販売やレンタルが不可能なところなど、ゲーム会社にとっては非常に魅力的だ。
通信インフラに直結する携帯電話と比べるとPSPの通信設備は貧弱なので、今後伸びると予測されるダウンロード市場では不利な地点にいる。
かと言ってパッケージも重要視しなければならないため、次に出てくるPSP2はどちらの方面とも親和性がある、言い換えれば中途半端なものになるだろう。

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言っていることはかなり説得力があるとは思うのですが、携帯電話におけるゲームの可能性についての言及が少ないような気がします。
まあこの人はPCのハードウェア専門の記者なのでそっち方面はあまり書く必要が少ないと判断したのでしょう。

ゲーム機がどうして売れるのかといえば、やりたいゲームが発売されるからです。
ゲーム機が欲しくて買う人なんてほとんどいません。
人はゲームソフトを買うのです。
これは私個人の考えですが、ゲームソフトはインターフェイス(コントローラー)に最適化されることで輝きを持つようになります。
例えばスーパーファミコンではLRボタンを有効に利用したゲーム、ニンテンドウ64では3Dスティックを利用したゲーム、ニンテンドーDSではタッチパネルを使ったゲームです。
PCの方を見てみますと、数多くのボタンを持つキーボードと高解像度のモニターを利用したRTS、マウスをうまく使ったFPSと言った感じ。
こう見てみると携帯電話はハードウェア性能こそ高いものの、従来のゲームをやるのには向いていない。
似たようなものにPCがありますが、キーボードとマウスに適したゲームが一番売れています。
すでにゲーム機がゲーム市場に行き渡っている現在、携帯電話が携帯ゲーム機を脅かすには携帯ならではのゲームが必要ではないでしょうか。
それにはゲーム機ベンダーの任天堂、ソニーのように魅力的な自社ソフトで囲い込む必要があります。
じゃあ携帯電話にそんなメーカーが出てくるのか?
出てくれば市場の趨勢は変わるはずなのですが、現状を見る限り携帯電話のゲームは大手メーカーからは「小遣い稼ぎ」にしか見られてないといえるでしょう。

2009年 3月15日
人間は年をとってもゲームをすることができるのか?と思うことが度々あります。
ゲームは、傍目から見ると画面に向かってボタンを押すことだけをしているように見えます。
しかしジャンルによっては、将棋のようにコマを動かすルールを楽しむもののように頭を使って楽しまなければならないものもあります。
普通にクリアしたあとにやる「やりこみ」は、どのようにすれば効率的にクリアするかを考えるため、いわば試行錯誤が要求されるものでもあります。
まあ何も考えずに敵をぶったおしていく残虐ゲームもあるわけですが。

なぜこのようなことを書いているのか、といいますと、今日フリーアナウンサーの鈴木史郎さんがニコニコ動画でバイオハザード5の解説をしたそうなのです。
鈴木さんは70歳を超えている人ですが、バイオハザードシリーズに対する思い入れは相当なようです。
特に「バイオハザード4」がお気に入りなそうでして、かなりやりこんでいるのだそうです。
同じように有名人でゲーマーといえば、加山 雄三さんですね。
バイオハザード、ファイナルファンタジー、鬼武者をやりこんでいるそうです。

お二人に共通するのは、バイオハザード。
群がってくるゾンビを片っ端から倒すのではなく、戦略的に逃げる要素も必要となるゲームです。
かと言ってアクションゲームの要素がないとは言えず、難易度は決して低くはありません。
バイオハザードは決して簡単なゲームではないものの、幅広い年齢層に受け入れられている証拠であるとも見ることが出来ます。
おそるべしバイオ(特に4)といったところでしょうか。

最後に、ゲームのようにインタラクティブ性のあるものはボケ防止になるのではないか?という記事を紹介しておきます。
テレビを見るとボケが進行し、テレビゲームをするとボケ防止になる?

2009年 3月14日
HARD 『DOOM』の映画は大失敗だった。主演が語る。

ゲームを原作とする映画では「トゥームレイダー」が有名ですが、他の実写化されたものは酷評の嵐にさらされています。
まあ題材をいかに調理するかという、映画を作る側に問題にあるのは確かですが。
題材の不足や人気取りのためにゲームを原作せざるをえない状況になってしまっている時点で、アメリカの映画業界に一種のネタ切れを含めた限界があるのかもしれません。
ただまあ、DOOMよりも駄目な映画は「ストリートファイター」や「スーパーマリオブラザーズ」の映画化よりは遥かにマシだとは言えるでしょう。
漫画なりゲームなり二次元空間で創造の余地なく表現されていたものを実写化すると碌なことになりません。
そう。ドラゴンボールのように。
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バイオハザード5が日本のユーザーから両極端のレビューをつけられているいるみたい。
日本は世界よりも一週間早く発売されているので現時点では日本人のレビューしか出てないのですが、そこそこ高い点数を付ける人と失望した人に真っ二つ。
私は製品版を持っていないのでゲームの中身を詳しく述べることは出来ません。
他の人のレビューを紹介することは出来るんでよく見られた意見を少しだけ紹介。
例によってmk2とAmazonを見ています。

良いところ
・グラフィックがきれい
・COOP(二人協力プレイ)が面白い
・ロード時間などのインターフェースやゲームバランスがしっかりしている

悪いところ
・バイオ4の敵を多くしただけ
・単調な展開、拍子抜けのストーリー
・味方のAIが馬鹿
・短い

その他見られた意見
・操作がFPS、TPS的ではないのでやりにくい。一方でパニックホラーとしてみればいい感じとする意見も
・アドベンチャー要素(謎解き)が皆無

バイオ4をやって「こんなのバイオじゃない!」と思った人は絶対に買わないほうがいいような感じ。
またFPSやTPSを期待して買うと期待はずれに終わっている。
オンラインでCOOPができないと評価はがた落ち。
とにかく今までのバイオハザードとは別物と考えたほうがすっきりするようです。
私のXBOX360はオフラインでやってるので買うのは躊躇してしまいそう。

2009年 3月13日
HARD 高橋利幸氏、ファミコンブームを振り返る(後編)

昨日の続きとなるItmediaの記事です。
高橋さんなりのゲームに関する考えや「名人」として活躍されていた当時を振り返った話題が非常に興味をそそります。
興味深い箇所があったので、3ページ目の中断にあるシューティングゲームについて語っているところを見てください。
ゲームメーカーは、「頂点を狙えば、下は付いてきてくれるだろう」と考えてゲームを製作することが多いのだそうです。
これはつまり、大人向けに作ったものあるいは大人が面白いと思うものは子供でも面白いとする考えです。
ところが、これがあまりにもいきすぎると一部の人だけ、特にゲームがうまい人だけをターゲットとするゲームを製作してしまいがちになります。
この典型的な例は2Dのシューティングゲームであると高橋さんは指摘しています。
かつては敵を撃つことが主体だった、いわば「シューティングするゲーム」が主体だったのに、今では敵の攻撃が激しい「避けるゲーム」になってしまった。
そして演出が派手なものは目に映えるが、本当に面白いものはいくら演出を取っ払ってラインフレームだけにしても面白いとも言っています。
以上が高橋さんの意見です。次は自分の私見を。

数年前にPS3やXBOX360がすばらしいグラフィック機能を宣伝する中、性能的には大きく劣るDSやWii(最近Wiiは失速気味ですが)が高性能ゲーム機よりも売れてしまいました。
言い換えれば、それまでのゲーム機の延長に過ぎなかったHDゲーム機よりも新しい面白さを提示したゲーム機が勝ったということです。
これはPS2末期から顕著だったのですが、従来から売れていたものが売れないという状況ができていました。
たとえば前評判が決してよくなかったとはいえ、ファイナルファンタジー12がずいぶん前に出た10よりも売れなかったりといったことですね。
つまりほとんどの人にとってはゲームに飽きてしまったのです。
中身をほとんど替えずにグラフィックをパワーアップしたゲームばかりスクウェアエニックスは作っていたため、そのツケがどーんと来てしまったとは言えないでしょうか。
変わったものといえば、より濃い中身を語るストーリーや複雑化したシステムなど、いわばピラミッドの頂点に向けたゲームへと進化して行ったのでした。

シューティングゲームはもっとひどい状況にあります。
80年代はスターソルジャーがハドソン運営のゲームキャラバンで人気を博すなど、ゲームの主力ジャンルでした。
しかし80年代後半には慣れたプレイヤー向けに目に見えて難易度が高騰していきます。
1989年に業務用向けにグラディウスIIIやR-TYPE IIが出たことが特に象徴的で、91年に対戦型格闘ゲームが出た頃にシューティングゲームは主力ジャンルではなくなってしまいました。
その後難易度低下などで多くの人へアピールをしたゲームが多く出ましたが、90年半ば以降は逆にマニア向けとも言えるゲームが多く発売されました。
最たるものが弾幕シューティングゲームと言われるものです。
画面にすさまじい量の敵弾が放たれ、そこをプレイヤーは避けていくゲームです。
実はやってみるとそれほど難しくはないのですが、一見すると「これはムリ。パス」となってしまいます。
この手のゲームでは敵を攻撃することよりも敵の弾を避ける要素が強く、そしてゲーマー向けになってしまい、高橋さんの言葉を借りれば「今、シューティングゲームはダメ」となるわけです。
もはや手遅れになってしまったのは、なにもシューティングゲームだけでなく、格闘ゲームにも言うことが出来ます。
だからこそ高橋さんの言うようにゲームクリエイターは「これ(シューティングゲームの失敗)を肝に銘じて」ほしいですね。

特にこれを面と向かって言いたいのが、RPGを作っているメーカー、クリエイターです。
日本を代表するメーカー「スクウェアエニックス」のここ数年の体たらくを見ていると、ファンとしては非常に残念な気持ちになってしまいます。
ずっとRPGを作り続けていることは悪いことではないのでしょうが、あまりにも型にはまりすぎて先鋭化することでマニア向けのゲームになってしまっていると言えます。
別にスクエニに限ったことではなく、日本産のRPGがどれもこれも変化がありません。
だから海外産のRPG(オブリビオンやフォールアウト3のような)が新鮮で面白く感じてしまうのです。
日本でRPGをつく手いるメーカーは今までのRPGを見直し、そしてほかのジャンルのよいところを真摯に見つめなおして新たなRPGを生み出して欲しい。
今、日本のRPGは死にかけていると思います。
でもまだ生き返る方法はあるはずです。

2009年 3月12日
HARD “高橋名人”という社会現象――高橋利幸氏、ファミコンブームを振り返る(前編)

Itmediaの記事です。
先日特別講演を行った高橋利幸さんが80年代のファミコンブームを「高橋名人」としての目線で振り返っています。

以下面白かったところを抜粋
>『ロードランナー』では「はしごで右手を上げたら、敵がすり抜ける」という裏技の第1号のようなものがありました。
>これが出た時にはあせりまして、「全部回収か。やべえ、(会社が)つぶれる。どうしよう」と思って、コロコロさんと話したら「これは表には出せないから、“裏の技”ということでやったら面白いんじゃないか」と言われて、「そうだ、発表してしまえ。“裏技”(笑)」。
>それが功を奏したために、ほかのメーカーさんもバグというバグを全部裏技と言うようになってきました

裏技と言う名前が一般的になったと思われる発言。
これの面白いところが、ゲームのバグを一種のテクニックとして認めてしまうことです。
インベーダーの「名古屋撃ち」のように、バグ自体が面白かったからあえて仕様にしてしまうという面白さがあります。
今でもバグを直さずに実質的なテクニックとすることはありますね。

HARD 『Call of Duty: Modern Warfare 2』はとてつもない出来に?2009年発売予定

Infinity Wardがおくる新作CODシリーズはどんな出来になるのでしょうか。
個人的には、演出はCOD4レベルでかまいませんが、初代CODのようにシューティングの面白さを重視して作って欲しいものです。

2009年 3月11日
NEWS GTA4が全世界で1300万本出荷(英文記事)

大人気ゲームシリーズの最新作GTA4が一月末日時点で全世界1300万本もの出荷がされたと発表されました。
世にある様々なゲームの中でもGTAシリーズは最新作を手に入れる必要性が薄いゲームに位置づけられます。
とかくネタバレ要素(ゲームの内容を知ることで面白さが薄れてしまうもの、例えばストーリー)が未プレイユーザーに意味がないことや、競技性を競う必要がないからです。
発売から数ヶ月たとうともゲームの新鮮さは失われていないのです。
細かいところまで再現された街を舞台に好き勝手に行動するのが面白さですので、他の人がどうプレイしていようが自分は自分のプレイを楽しめます。
短い時間に集中的にやるよりも、長い時間をかけてゆっくりと暇を見つけてはやるゲームではないでしょうか。

本当に売れるゲームとそうではにゲームの差は、売り上げが初動がすごいかどうかも大事ですがそれ以降にどれだけ売れるかにかかっています。
一部のゲームマニアにしか売れないようなゲームは初動がとなり、様々な層へ求心力があるゲームは発売からしばらくたっても売れ続けます。
ここに関しては任天堂のゲームが良い例になると思います。
悪い例は日本におけるXBOX360のゲーム販売数。
廉価版が結構売れたと言われているアイドルマスターを除いて殆どのゲームが超初動型です。

2009年 3月10日
PC PS3 XBOX360 idの新作『Rage』は2010年に延期(英文記事)

id softwareは、DOOMやQuakeシリーズを生み出したFPSを語る上では外せない会社です。
日本語へローカライズされているゲームが少ないので、たいていの人にとっては印象は薄いかもしれません。
そしてidはゲーム機への参入が他のメーカと比べて大幅に遅れてしまっていたのも理由として考えられます。
一応DOOM3やQuake4なんかはXBOXのへ移植されていますが、idとは別の会社が担当していますし、きちんとバランスを取らずに移植されているために評価が低いです。
ここ数年は爆発的なヒット作に恵まれていないことからも、元気がないと感じられるかもしれまん。
最後に直接ゲームを開発したのは2004年のDOOM3と2005年のQuake4(開発はほとんどRaven software)だそうなので、丸5年近く最新作が出ていません。
一応販売を担当したゲームもありますが、直接的に作ったのはこれくらいです。
社員数がWikipediaによると65人(少ない!)でゲームエンジンを販売することで儲けを得ているようですから、決して経営が危ないわけではありません。
ここ数年はゲーム開発に膨大な時間と金がかかるようになってきているので小さい会社はかなり厳しいのです。

そのidが自慢の最新のゲームエンジン『id Tech 5』をひっさげて登場するのが『Rage』というゲームなわけです。
id Tech 5は、何十ギガバイトものテクスチャーデータを一度に画面に表示できるのが強みのゲームエンジン。
それまではメモリにテクスチャーデータを読み込ませて表示させていたが、id Tech 5はデータから直接読みこむので一度に使えるデータに制限がないといわれています。
このような技術は性能が異なるPCやゲーム機間での移植を最大限やりやすくするのが特徴だそうです。
Rageはid Tech 5のデモンストレーションも兼ねて広大なフィールドを舞台とする乗り物を生かしたFPSとして開発が進められています。
早ければ2009年にも発売されるとの情報がありましたが、2010年に延期されました。
2009年現在QakeLiveの運営や、idの有名なシリーズであるWolfensteinがRaven softwareから発売される予定なので、ゲーム発売を重複させないようにしているとも考えられますね。
いずれにせよ、高いクオリティのゲームが出てくれれば私たちにとっては一番うれしいのです。

2009年 3月9日
NEWS ユニクロと日本のゲームのコラボ

パックマン、ボンバーマン、ロックマンとうったファミコン時代のものから最新のモンスターハンターまで、ゲームをフィーチャーしたコラボレーション企画だそうです。
やはりというべきか、任天堂はこの中に入っていない。
コナミやスクウェアエニックスも入っていないが、やはり自社優先の企画をやりたいのでしょうか。
ノスタルジーを感じさせるものを中心にセレクトしているようです。
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お勧めしてもらったゲームのバトルフィールドシリーズが届きました。
今回買ったのは以下の三つ。
Battlefield 1942: The Complete Collection
Battlefield 2142 Deluxe Edition
Battlefield 2: Complete Collection

どれも英語版ですが、インストールするときに日本語を選ぶことが出来ます。
つまりわざわざ高い日本語版を買う理由は値段の面から言うとありません。

ところでEAの海外ゲームを買うのはコレが初めてではないのですが、バトルフィールドシリーズはすべてセキュリティーシールが貼ってありました。
下の画像に映っているパッケージの下の部分です。

これは輸入されたCD、国内外問わずXBOXやXBOX360のソフトでは一般的なシールです。
中身が開封されていない新品状態であることを示す目安になっています。
確かに新品であることを期待して買っているのに『中身が誰かに見られた後だ・・』と想像すると気持ちがよいモノではありません。
ただまあ空けにくいったらありゃしないし、剥がし方に失敗すると糊のベトベトがパッケージについたままとなってしまう。
しかも今回購入したバトルフィールドシリーズにいたってはパッケージの上下にこのシールが使われていたのですね。

私は、過剰な包装は資源の無駄遣いとまでは言いませんが、余計なモノは無くても結構だと思っています。

ですからCDのように上下のどちらか一か所だけ貼って欲しい。
そして、剥がしやすいものをメーカーは選んで使って欲しい。
剥がすのに余計な労力がかかるばかりか、剥がすのに失敗すると跡が残ってしまいます。

2009年 3月8日
XBOX360 XBOX360のゲームベスト25(英文記事)

コメントを紹介するのは面倒なのでゲームだけを抜き出してみます。

25. FIFA Soccer 08
24. Forza Motorsport 2
23. Earth Defense Force 2017(地球防衛軍3)
22. Burnout Paradise
21. Soulcalibur IV
20. Dead Rising
19. Prince of Persia
18. Guitar Hero II (日本未発売)
17. Street Fighter IV
16. Fable II
15. Tom Clancy's Rainbow Six: Vegas
14. Halo 3
13. The Elder Scrolls IV: Oblivion
12. Fight Night Round 3
11. Dead Space (日本未発売)
10. Left 4 Dead
9. Rock Band 2(日本未発売)
8. The Orange Box
7. Gears of War 2(日本未発売、発売予定はあり)
6. Crackdown(日本未発売)
5. Grand Theft Auto IV
4. Mass Effect(発売予定)
3. BioShock
2. Call of Duty 4: Modern Warfare
1. Fallout 3

自分の評価と他人の評価はあまり当てになりませんが、あまり批判が起きないような真っ当な選び方・・・と言えますね。
この手のベスト○○は、奇をてらったモノを上位にもってくることがおおいですから。 これを見ているとアメリカで好まれるゲームの傾向が何となく分かってくると思います。
スポーツものや音楽ゲームなどの実在するものを題材としたゲーム。
FPS(TPS)ゲーム。
そして格闘ゲーム。(これが意外なんですよねえ。鉄拳の新作が仮に発売されたらこの中に入るのではないでしょうか)

今後日本のゲーム業界が世界的地位をどんどん失っていけばこのようなゲームばかりになってしまうのではないかという不安もあります。
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マックスペインのゲームレビューを追加しました。
ハードな雰囲気が魅力的なアクションシューティングゲームです。
ただ、人を選びます。
興味を持った方は下調べをきちんとしていかないと、『合わなかった!』なんてこともあります。

2009年 3月7日
PS3 XBOX360 UBIが発売する『Xブレード』の初回特典は攻略ガイドブック(公式サイトへ飛びます)

ロシア製のゲームながら、日本のアニメなどに影響を受けた主人公が目を引くゲーム『Xブレード』の初回特典が明らかになりました。
公式ウェブサイトではプロモーション映像も見ることが出来るので、ついでに見ると良いかもしれません。

このXブレードというゲームはなぜか日本の発売元がUBI(かなり大きい会社です)である上にローカライズにも有名な声優を起用して力が入っています。
アメリカその他の国での受け取り方では、最近台頭するロシア製ゲームの一つとしてしか見られていないようです。
実のところアメリカではそれほど大きくない会社が販売を担当しており、広告もほとんど見かけないような状態でした。
しかし日本では(日本での影響力は低いものの)世界的に展開する巨大メーカーのUBIが販売とローカライズを担当しています。

おそらくUBIの日本法人が発売まで漕ぎ着けたのだと思いますが、やはり日本のゲーム市場は美少女キャラなどの『ジャパニーズテイスト』が一つのウリになってしまう特殊市場なのでしょう。
洋ゲーらしさのある硬派なゲームを主軸に展開するXBOX360が見事なまでの爆死状態、コールオブデューティーやギターヒーローを販売するアクティビジョンの日本法人が無くなってしまうなど、洋ゲー不遇と言っても良いかもしれません。
まあ銃を使った戦争ゲームばかり、ムキムキの男キャラと残念な顔の女キャラ、他にもダークな雰囲気が好まれていることなど、一般の日本人ウケする要素は一つもないので当たり前と言えば当たり前なんですが。

2009年 3月6日
NDS Amazonの『ドラクエ9レビュー』がすべて消された(クリックするとamazonへ飛びます)
Amazonのカスタマーレビューがすべて消されて投稿が不可能になると言うという前代未聞(?)の出来事が起こりました。
その商品はドラゴンクエスト9。
ドラクエ9はそれまでのシリーズとは打って変わり、携帯ゲーム機をプラットホームとしています。
そしてドラクエをドラクエたらしめていた『不変さ』にある程度メスを入れている挑戦的な商品でもあります。
ところがというべきか、それともやはりと言うべきか、変わらないドラクエを求めるユーザーもいるわけです。
期待半分、不安半分といったところでしょうか。
しかしそのようなユーザーを不安に陥れるニュースが2月にでました。
発売日を3月28日から7月11日へ延期することを発売直前になって謝罪と共にスクエニが発表したのです。
「致命的なバグ」と「見通しの甘さ」が理由だそうですが、突然の延期はユーザーへドラクエ9の不安をもたらしてしまったのです。

少し話は変わってAmazonのカスタマーレビューの問題の一つである「発売日前のレビュー」について少しお話しします
その名の通り、発売される前の商品についてもカスタマーレビューを投稿できることが問題となっています。
体験版をした感想や海外版をやった感想を書いているのなら良いのですが、自分が期待することを述べているだけだったり商品の説明をするだけのレビューが非常に多いのです。
つまり本当に価値のあるレビューが投稿されず、どうでも良い物が蓄積していってしまいます。

2月のニュースの後、ドラクエ9に不安を感じた人、そしてドラクエ9に期待をする人はこぞって「発売日前のレビュー」を投稿しました。
期待を込めたものから、ドラクエ9自体やスクエニと開発のレベルファイブに対する非難までものすごい数のレビューが投稿されました。
しかも両者が攻撃的な姿勢で争いつつ、明らかにネガティブな意見を書くだけだったり無闇に賞賛したりと『正気とは思えない』ものが乱立する状態が続いたわけです。
あまりにも場が荒れすぎた(炎上した)せいか、Amazon側がレビューを締め切ってしまいました。


Amazonの発売日前レビューは有益な情報も時折あるのですべて禁止にしろとは言いませんが、いい加減なレビューはやめて欲しいですね。
それよりもドラクエに対する世間の期待や注目度はそれだけすごかったと言えます。
というかゲーム業界に大きな変化をもたらす可能性があるゲームやハードのレビューや話題は荒れやすいのは忘れてはいけない。
特定機種やゲームへ異常なほど好意を寄せ、そうではないものについては敵意をむき出しにしているとしか思えない人が時々います。
有名人がブログで下手に話題にするとどこからともなくハード信者が現れる。
あまりカツカツとしすぎるのも体に毒ですよねえ。

---------------------------------------------------------------------------------------- ●PC 『Unreal Tournament 3』の最新パッチとボーナスパックがリリースされた
PC 『UT3』がSteamで週末特価11.99ドル、さらに今週末は無料で製品版が遊べる

UT3の最新パッチがリリースされました。
新しいゲームモードやキャラクターの追加、コンフィグの大幅な精細化、コンピューターのAIが強化されるなど、ようやくUT3が遊びやすいレベルになりました。
今週末は無料なので、興味がある人でPC性能が許すのならば無料でやってみてはどうでしょうか。
スピード感あふれるスポーツ系FPSは一度やると病みつきになります。

---------------------------------------------------------------------------------------- ●XBOX360 グレフ『まもるクンは呪われてしまった』XBOX360への移植を発表

2008年に業務用ゲームとして発売されたシューティングゲームの移植が発表。
発売は6月。限定版は攻略DVDとサントラCD付き。
一応シューティングゲームファンなので紹介しました。

2009年 3月4日
『Quake Live』日本向けサーバーを数週間以内に提供予定

Quake Liveはクローズドベータテストのときに結構やったのですが、日本や東アジアにサーバーが一つも無かったのでBOT対戦をいくつかやってました。
やはりすぐに飽きてしまってそれ以来やらずじまいでした。
今のオープンベータ状態になっても結局のところ環境に変わりはないと感じたのでサインアップもしていませんでした。
もし日本にサーバーが立てられるのなら非常にうれしいニュースになりますね。
ユーザーのニーズ(つまいメンバー数)に応じてサーバーを立てていくそうですから、じゃんじゃんサインアップして日本にサーバーを立ててもらいましょう。
メーカー製のパソコンでも十分に動きますよ。

今から考えてみると、クローズドのときに住んでいる国のところに嘘をつかずJapanを選んだのが良かったのかな、と思います。

---------------------------------------------------------------------------------------- 2009年3月2日付けで初代Xboxの修理が終了した

少し前の話になりますが、初代Xboxのサポートが打ち切られました。
いつまで国内向けのXBOXが製造されていたのかはわかりませんが、2004年に最後の限定カラーが登場し2005年にXBOXのゲーム出荷が終了したことから2004年以降は作ってなかったのだと思われます。
ってか私が2005年に買ったXBOXは初期ロットでしたから(笑)。
そう考えると4年か5年でサポートが終わってしまったのはかなり早かったと言えます。
XBOX360でのXBOXへの互換作業は2007年から進行していないので、互換されていないゲームはいよいよ日の目を見ることが無くなってきそうです。

---------------------------------------------------------------------------------------- XBOX360で2月に発売された『怒首領蜂大往生 ブラックレーベル EXTRA』を暇を見つけて少しずつやっています。
これはアーケードゲーム向けに2002年に発売されたゲームの移植です。
ゲーム関係のニュースを漁っている方はご存じでしょうが、このゲームには不具合が非常に多い。
進行が不可能になる致命的なものは少ないものの、細かいところが出来ていないのです。
どんな不具合があるのかはWikiをみるのがてっとり早いです。

『怒首領蜂大往生 ブラックレーベル EXTRA』は2月に発売されると、ユーザーからロード時間の長さなどのインターフェイスへの不満の声があがりました。
元々アーケードからの忠実な移植を標榜していたのに、違和感が残る移植度だったことも不満の一つでした。
XBOX360への移植を担当したプロデューサーの人はブログで謝罪をしてそのままブログは更新停止、公式サイトでは不具合へのお詫びと改善パッチの製作を連絡するという事態になっています。
今年の5月28日には同じくアーケードゲームの移植である『ケツイ〜絆地獄たち〜』の発売がありますので、移植度などにに不安があります。

なぜバグがあるのかと言うのは、いくつか問題が考えられます。
1.デバッグ不足
2.プログラマーの実力不足
3.期日優先にしたこと(日程通りに作れなかったプロデューサーの力量不足)
4.売り逃げ
さすがに4はないと思うのでパス。

まずは2と3をひっくるめて考えてみます。
移植を担当した5pdという会社はアドベンチャーゲームのそれもギャルゲーと言われるものを中心に作ってきた会社です。
2005年に設立されましたが、設立するに当たってKIDやトンキンハウスに所属していた人たちが集まって出来たのだそうです。
この二つの会社はかつてはアクションゲームを手がけていたそうですが、ここ数年はアドベンチャーゲームを開発していました。(今やどっちもありません)
つまり5pdのメンバーはアクションゲームに長い間携わっていなかったと言えるわけです。
XBOX360はそれまで作ってこなかった新しいハードなので開発が難航し、作り慣れていないアクション系のゲームに振り回されていたというのが容易に想像できます。
もちろん時間をかければこれらの問題は解決できるはずですが、あまりにも時間かけると今度は利益が出なくなってしまう。
プロデューサーさんはここらの案配を見誤ったということが出来るでしょう。

次は1のデバッグ不足です。
ゲームはプログラムの固まりなのでバグ取りが非常に重要になるのです。
しかし、会社の規模が小さくなればなるほど開発費を削減しなければならなくなります。
どこから削減するかというと、それはデバッグ要員なのだそうです。(聞きかじりですが)
確かに小さい会社のゲームほど誰もが気づくんじゃないかという不具合があったりします。
例えば2008年にXBOX360で出た2Dシューティングゲームの『雷電IV』は、効果音がテレビに向かって左側のスピーカーしか出ないという不具合があります。
音付きでやれば誰でもわかりそうなものなのに、なんでこんな不具合が出るのだろうと不思議になってしまいます。


少し違って視点でこの騒ぎを見てみると、実はスコアラーや声の大きいゲーマーという先鋭化し尽くしたシューテインングゲーマーの姿も浮き彫りになってきます。
それについてはまた今度。

2009年 3月3日
XBOX360のゲーム「トリガーハート エグゼリカ」のレビューを掲載しました。
昔ながらの2Dスクロールシューティングゲームです。
「XBOX Live arcade」で格安に手に入りますので、興味がある型は買っても良いと思います。
たとえエグゼリカがあわなくても1ステージ1時間として5時間は遊べますから。
でも付属のコントローラーでは操作が絶望的にやりにくいのは大問題。
私はHORIから発売されている『リアルアーケードPro.EX』を使用しているので何ともなかったのですが、いかんせん高い上に品薄なのが難点。

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エグゼリカはチュートリアルが短かったので情報を集めつつプレイをしていました。
ゲームで説明されることなんて短すぎてどのゲームでも役に立った覚えがないです。
それで気づいたことなのですが、動画投稿サイトにプレイ動画がたくさんあるので非常に役に立つのです。
ニコニコ動画やYoutubeをはじめとして、最近ではzoomeとかの本家本元よりも質の高いサイトも出てきてきていますね。
個人的にはゲーム動画と言えばニコ動です。
やはりコメントを入れられるので、解説の代わりになるのが大きい。
何をどうやるのか分からない行動は、他の人や投稿者が解説したりと良い感じになります。

私が興味深いなーと思ったことが、割と上手いプレイヤーが自分の攻略パターンを公開していることです。
もちろん全国屈指のハイスコアラーのプレイがアップロードされていることはありませんが、マイナーなゲームでもきちんと攻略されていたりします。
聞くところによるとアーケードのビデオゲームが全盛だった80年代は、攻略方法を知られないように仲間内で人垣を作ったり、酷い話ではダンボールで外から見えないようにしてクリアを競ったりしたそうです。
もちろんこれは酷い話の場合ですよ。
今でもスコアラーは動画をアップしていませんが、昔と比べるとずいぶんとオープンになってますよね。
XBOXLiveのハイスコアランキングでは、ゲームによってはリプレイを見ることができるのもあります。
攻略情報を交換し会えるというのはかつてのゲーセンで見られた光景でもあります。

まあでもインターネットによって周りで誰もやっていないゲームの攻略方法が分かるのは非常にありがたい。
私の場合は、長年クリア出来なかったファミコンのスーパースターフォースをネットの攻略情報を頼りにクリアしたときは非常うれしかったものです。
これ、超高難易度ゲーなんだぜ。
いわゆる理不尽な謎解きゲームでした。

2009年 3月1日
ストリートファイターIVが発売されて二週間以上がたちました。
買う予定の人はへはほとんど行き渡り、思う存分堪能したのではないでしょうか。
そうなるとゲームのバランスなどの深いところが分かるようになり、レビュー投稿も多くなります。

今回はストリートファイターIVのネガティィブなレビューの傾向を日米でおおまかに比較してみます。
参考にしたウェブサイトは以下の通り。クリックすると別窓でウェブサイトに飛びます。
日本 PSmk2XBOX360mk2Amazon.co.jp
アメリカ GameSpotignAmazon.com

なお、アメリカのメディアによるレビューはMetacritic.comを見るのが手っ取り早いです。
ここは映画とかゲームのメディアによるレビュースコアを集めて平均化しているので、世間からの評価を知るときやゲーム情報サイトに飛ぶときに便利です。


日米ともストリートファイターシリーズの新作が発売されたことについては素直に喜んでいます。
何年も待ちわびていた新作がオンライン対戦も完備で発売されたので、非常に魅力的にうつるのでしょう。

では低い点数をつけているレビューを見ていきましょう。
日米で共通していくつか見られた意見はこんな感じ。
・付属のコントローラー(特に360コントローラー)ではまともに操作できない
・CPUが強すぎる。または超反応をするので理不尽感がある
・IIとあまり変わりないゲームプレイは時代遅れ
・プロローグなどで流れるアニメーションは要らない

こんなところです。
しかし表面上は同じでも日米では「文句を言う理由」がちがうものがこの中にあります。
それが『CPUが強すぎる』ことへの不満です。
アメリカでは、CPUが強くてイライラするので熱狂的にやる人にしかおすすめ出来ないと言った自分の身にたった感想が多いです。
レビューなので自分の思うところを書き連ねるわけですから当たり前なのですが、日本ではこのスタンスが違う人をちらほら見かけます。
例えば、「自分はCPUを倒せるが初心者にはキツイ」「ストIIに似ているので思い出の再燃になるが、初心者には向かない」のように初心者から見た視点を欠いている人が実に多い。 これは、かつて日本で社会現象にもなったストリートファイターやバーチャファイターのような対戦格闘ゲームが今では見るも無惨な状態になっていることと無関係ではないはずです。
高い評価を出している人にしても「興味がない人へはおすすめ!(あるいはおすすめできない)」など、やはり格闘ゲームの再燃を期待しているような意見をちらほら見かけますね。
また、XBOX360版のレビューはストII世代が多い印象もあります。
日本におけるXBOX360のメインユーザーは20代から30代半ばなのでそれも納得できます。

あと、海外のレビューではいわゆる3D信者がいるのも微笑ましい。
デフォルメされたキャラクターは子供っぽい、画面は3Dなのにやっていることが2Dなので面白くない、もっと滑らかに操作させろ、等。

私も経験有るのですが、FPSばっかりやってるとこんな感じの病気にかかりやすいです。
FPSはリアルにモデリングされた3D空間を縦横無尽に走り回るゲームなので、他のゲームをやると違和感を感じるのです。
操作に若干の癖があるけれども、癖が面白さを生み出しているゲームは毛嫌いされるんですよね。
FPSなり特定のジャンルゲームを特に好む人は楽をしたいのだと思います。
慣れない操作方法に慣れていく過程はストレスがたまるので、誰しも経験したくないですから。
要するに私のことだったりします。

2009年 2月27日
ラストレムナントPC版の体験版が4gamerにアップロードされました
http://www.4gamer.net/games/039/G003971/20090226003/

仕様でいくつか気になったことことを書き連ねておきます。(XBOX360版未プレイ)

・日本語音声と英語音声を選択できるほか、メニューの言語は日本語、英語、フランス語などに変えられる。
・いちおうマウスとキーボードでも操作できるが、あまり最適化されていない。XBOX360のコントローラーを使った方がやりやすい。
・XBOX360版ではストレスの元となっていた戦闘が大幅にスピードアップしている。
・チュートリアルがないので独特の戦闘システムが理解しにくい。

体験版と言うこともあって大抵の敵は弱く設定されています。
自分が操れるキャラクター数も少なく、ラストレムナントの面白さ(と言われている)である戦闘の魅力が十分に伝わってこないですね。
もうちょっと強い敵を相手にしないと戦闘の面白さがわからないのではないかと思います。
戦闘システムについての説明がされていないのもマイナスポイント。
ただ製品版と同じようにレアモンスターが出現するそうなのでやり込むことは出来ます。

グラフィックの質は悪くありませんが画面がスッキリしすぎているのでしょぼく感じるかもしれない。
さすがにスクウェアエニックスの中で異彩を放つゲームを作るサガチーム製作なので、万人におすすめ出来るとは言い切れないです。
あとシステムは一見独特の物を採用していますがやっていくうちに普通のRPGとあまり変わらないことに気づくはず。
戦闘中心っぽい感じなので探索、謎解き、ストーリーには期待しない方が良い。
ドラクエで「めいれいさせろ」よりも「みんながんばれ」や「いのちだいじに」を選ぶプレイが好きな人向けかな?
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それとラスレムはSteamでダウンロード販売がされることは既に書きましたが、地域によって価格が違うようです。
(クリックするとSteamのウェブサイトへ飛びます)
日本で買うと59ドル
アメリカで買うと39ドル

Steamでは地域によってゲームの価格を変えることはたびたびあります。
例えばかつてオレンジボックスがタイでは他の地域よりも安く売られていたとか、ロストプラネットは日本からの価格が高いとか。
地域によって物価が違ったりゲームによっては売れ行きが全く違うので世界一律にしない理由というのはわかりますが、やはり59ドルはSteam最高価格帯だけあって高さが目立ちます。
タイ版のオレンジボックスについては、タイ国外のユーザーがタイ版を購入数するとSteamでの認証によってゲームが剥奪される問題がありました。
ラストレムナントでも同じことが起こりえなければいいのですが・・・・・・。
まあ私はパッケージ版を購入するので関係はないのですけど。
パッケージ好きなんですよ。
棚に並べたり説明書読んだりね。

2009年 2月25日
「A.V.A.」ポイントマン専用のサブマシンガン「P-90」や新マップ実装
http://www.4gamer.net/games/035/G003520/20090225026/

韓国産オンラインFPSゲームのAlliance of Valiant Armsでアップデートが実施されました。
AVAは同じようなゲームばかりのオンラインFPS界で最もバランスが良くてグラフィックがよいゲームです。
韓国系FPSの集大成と表現しても問題にはならないと思います。
しかしアップデートが遅いことが日本でのサービスで問題でした。
一応1月2月と連続して一月に一回ずつのアップデートが行われていますが、正直言って最初から用意されたマップが少ないので物足りないですね。
やはり武器がたくさんあることよりもマップがたくさんある方が飽きません。
既に氾濫したゲームシステムなので、他のゲームと比べても飽きがくるのはかなり早いのです。

いつまで一ヶ月一回のアップデートが続くのか見物ですね。
おちおちしていると日本でもカウンターストライクオンラインが始まってしまうかもしれないので、それまでに差をつけなければ他のゲームに埋まってしまいます。

2009年 2月24日
カプコンの『ストリートファイターW』が全世界で200万本を突破
http://ir.capcom.co.jp/news/html/090223.html

『ストリートファイターIV』小野プロデューサーインタビュー
http://www.inside-games.jp/news/337/33745.html
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格闘ゲームは新作を出すたびに先鋭化をしていったので、特にアーケードでやるユーザーは減る一方でした。
ストリートファイターシリーズで一般人に最も受け入れられていたのは、おそらく「II」です。
私はストIVをゲームセンターで少しやっただけでしたが、確かに初期のストリートファイターシリーズに近い操作性でした。
現在は家庭でのオンラインで対戦も出来るのでたくさん売れたのでしょう。
バンダイナムコゲームスのソウルキャリバーIVは確か250万本だったので、格闘ゲームはまだ死んでいないとも言えますね。

2009年 2月23日
ラストレムナントがSteamで配信されるそうです。
http://www.4gamer.net/games/039/G003971/20090223021/
おそらくラスレムをプレイする場合はSteamによるオンライン認証が必須になるのでしょう。
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2月20日のニュースになりますが、ラストレムナントPC版の体験版が2月27日に出るそうです。
http://game.watch.impress.co.jp/docs/20090220/last.htm
昨年発売されたXBOX360版は処理落ちの多さなど全体的に未完成感が漂っていて、その点がレビューでさんざん酷評されていました。
しかしPC版では性能の制限がなくなったことにより処理落ちはありません。
またXBOX360版に新たな要素を追加してより遊びやすく魅力的なものに仕上げているようです。

発売日は4月9日。かなり期待しているソフトです。もちろん購入予定です。



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