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PCゲーム用 マウスパッドの簡単なレビュー --FF2400-- ゲームのレビュー・紹介

PCゲーム用 マウスパッドの簡単なレビュー
2010年3月 初稿 2013年3月改定

マウスパッドは好みの問題とマウスとの相性に行き着くと言っても良いかもしれません。
ですから他人のレビューは話半分に、実物を店頭でさわったり、ハズレ覚悟で購入してください。

仕様マウス:マイクロソフト ホイールマウスオプティカル

ARTISAN 飛燕 SOFTオススメ) /Razer Goliathus Control Edition/ROCCAT sense /Cyber Snipa Mouse Matt Black JP model /JetArt MousePal MP1800

プラスチックDHARMA TACTICAL PAD 【DRTCPW40/30H】/ROCCAT sota

ガラスCorepad Magna/Icemat

ARTISAN 飛燕 SOFT
■概要
日本のメーカーARTISANが販売しているマウスパッド。
飛燕だけでなくたくさんのモデルがあるが、店頭で触った感じでは飛燕 SOFTが最も無難で幅広いプレースタイルに対応できると思う。
公式サイトから注文するか、マウスパッドを販売している他社(アマゾンなど)から購入すると良いだろう。
サイズはL、M、Sの三種類。

サイズ: L・・・横420 × 縦330、 M・・・横315 × 縦245、 S・・・横245 × 縦210
厚さはどれも4mm 材質:ポリエステル製の布

○良いところ
  • 初動が軽い(重くない)
  • 止めやすい
  • 比較的分厚いので多少のデコボコがある場所でも使える
  • ここで紹介している布製マウスパッドで最も耐久力がある
  • 化学繊維独特のにおいがない
×悪いところ
  • 繊維や滑り止めの性質上曲げられない
□総評
飛燕 SOFTはいままで使ってきたマウスパッドの中ではナンバーワンだと思っている。
他のマウスパッドにみられないのが「梨地」(なしじ)加工された表面である。
まるで梨の表面のような微細な凹凸で生地が織られている。
海外製のマウスパッドはもっとペタッとした折り方が多いので、かなり異質だ。
しかしこの織り方によって軽快にマウスを動かすことができるようになっている。

湿度(汗)にも強く、耐久性もあり、すばらしいマウスパッドだと思う。

Razer Goliathus Control Edition
■概要
Goliathusはゴライアサスと読むらしい。
有名ブランドRazerの販売する布マウスパッドだ。
同じシリーズにSpeed Editionというのがあり、性能が少し異なる。
大きさが三種類。
表面がかなり独特の肌触りである。

サイズ:縦355×横444、縦254×横355、縦215×横270
材質:布

○良いところ
  • よく言われているように初動が軽い割に、止めやすい
  • コーティングがされていないタイプの布マウスパッドなので、耐久性が高い
  • 長時間使っても滑りが変わらない
×悪いところ
  • 表面のデザインが変
  • マウスパッドの周辺がボロボロになりやすく、手に当たる
  • ざらついた感触は人を選ぶ
□総評
Control Edition最大の特徴は、初動がかなり軽いのに止めるときは非常に止めやすいというマウスパッドのお手本のような性能にある。
ただこれには仕掛けが少しだけある。
表面がクッションのような構造になっていて、上から力を加えるとかなりめり込むようになっているのだ。
だから止めようとするときにマウスを上から押さえつけるクセのある人にとっては、すべりやすく止めやすいと感じるだろう。
一方、マウスをパッドの上ですべらせるとプラスチックパッドかと疑うほどよくすべる特性もある。
これはつまり、マウスを止めるときに自分の腕を固定させようとする人にとっては異常にすべって使い物にならない可能性も出てくると言い換えられる。

確かにどの布マウスパッドでもこうした構造になってはいる。
ただ、その中でもControl Editionは独特の表面構造のため、特徴がはっきり現れるのだと思う。

ROCCAT Sense
■概要
ドイツのゲーミングデバイスブランドROCCAT(ロケット)からの刺客だ。
日本の代理店がドスパラで直接販売しているので入手機会は高いかもしれない。
デザインが二種類ある。中身は同じ。

サイズ:縦280×横400
材質:コーティングされた布

○良いところ
  • 恐ろしいほどよく滑る表面
  • デザインがかっこいい
×悪いところ
  • コーティングということで耐久性はやや劣る
  • 慣れないと止めらない
  • 薄いのでデコボコのある場所には不向き
  • 縦がやや狭い
□総評
ここにレビューしてないプラスチックや布のパッドもいくつか使ってきたが、その中でも一二を争うほど滑るマウスパッドである。
あまりにも滑りすぎるので、思うように止められないのが問題になってくる。
薄くて硬めの布表面と言うこともあって、使い勝手は布よりもプラスチックパッドに近いと思う。
一ヶ月使ってきて目に見えるほどの劣化は感じられないが、やはりコーティングの宿命か新品の滑りは期待できない。
普通に実用に耐えられるレベルではある。

私のように、不必要にマウスを上から押しつけるクセのある人でも少ない力で動かせるのは利点だ。
普通に丸められているほどの柔らかさでもある。
結構人を選びそうだ。少なくとも万人向けとは言いにくい。
Cyber Snipa Mouse Matt Black JP model
■概要
オーストラリアのCyber Sportという会社が展開するゲーミングブランドのマウスパッドだ。
「Black JP model」とあるようにデザインが日本限定のモデルでもある。
マウスパッドの右下に小さなロゴがあるだけの真っ黒で自己主張しないデザインだ。
パッケージの横には般若心経が書いてある。

サイズ:縦295×横380
材質:コーティングされたマイクロファイバー(化学繊維)

○良いところ
  • 1500円で買える安さ
  • ローセンシ派も安心出来る大きさ
  • クセのない滑り具合
  • 細かく動かしやすい
×悪いところ
  • 動きがやや重い
  • 早く大きく動かすのには不向き
□総評
類似のマウスパッドと比べて費用対効果が高いだけでなく、性能もかなり高いマウスパッドである。
感触は他社の「Steelseries Qck Heavy」のざらつきをなくし「Razer Goliathus Speed Edition」ほど滑らない感じだ。
ほかのマウスパッドをさわったことのない人に説明すると、タイツや使い古してテカテカになった学生服に似た感触とも言えばいいだろうか。
少し柔らかくてしっとりとした感触なので、細かく動かすのに適している。
韓国製のオンラインFPSのようなゲームでスナイパーライフルを担ぐときは、細かなコントロールのしやすさで頼もしいパートナーとなってくれる。
しかし大きく動かすのには不向きなので激しい動きが必要なQuakeみたいなゲームにはさほど向いていないと思う。

安さ、大きさ、性能のバランスが良い。
初めてパッドを買う人に良いかもしれない。
JetArt MousePal MP1800
■概要
台湾のPCパーツメーカー製マウスパッド。
日本では輸入代理店が販売をしている。
黒い生地に赤い絵柄のデザインが目立ちやすい。
滑り止めのゴムが分厚くて重量感もある。

サイズ:縦300×横4000
材質:マイクロファイバー繊維(化学繊維)

○良いところ
  • 比較的安価
  • 耐久力がある
  • 大きい
  • 重くて分厚い
  • 滑るように動かせる
×悪いところ
  • やや毛羽立っているので、マウスに埃がつく
□総評
個人的には飛燕がでるまで最高のマウスパッドだった。
滑りやすさはGoliathusと同じぐらいだが、表面が毛羽立っているので、動かしていても不快感がない。
ラバー(滑り止め)がかなり重く、そして分厚いため、プレイ中にずれた覚えがない。
とはいえ、滑り止めが堅いのは好き嫌いが出そうである。
変なコーティングを施していないせいか、耐久力もかなり高い。

MousePal MP1800の特徴は初動の軽さにある。
水の上を滑るにして進むアメンボのような感じ・・・と言ってもよく分からないだろうけど、そんな感じである。
少し浮いているようなイメージ。

売っている店は少ないが、探し出して購入しても後悔はしない。
かもしれない。
DHARMA TACTICAL PAD 【DRTCPW40/30H】
■概要
ダーマポイントのプラスチックパッド。
エントリーユーザー向けの製品が多いダーマらしく、性能は無難で価格も押さえてある。

サイズ:縦300×横400、縦260×横300
材質:柔らかめのプラスチック

○良いところ
  • 安くて大きい
  • 入手が楽
×悪いところ
  • 耐久性がまったくない
  • 使っていると反り返ってくる
□総評
プラスチックパッドだけれどもそれほど硬いわけではないタイプ。
表面も柔らかいし、その下のラバー層もクッションみたいになっている。
布の感覚に近いプラスチックパッドだと言える。
表面はサラサラ系で嫌みがないが、滑りはそれなりといったところ。
とりあえず誰にでもお勧めできそうな無難な作りだと思う。

だがダーマプラは耐久性のなさが大問題だったりする。
表面が削れたら滑りが悪くなるのはプラスチックパッドの宿命だ。
だがそんなことを抜きにしても、この耐久性の低さは気になる。
私は2週間で使い潰してしまった覚えがある。
しかも使っていると反り返ってきて、使い勝手も悪くなってくる。
買い換えるとなれば結局高くついてしまう。
ROCCAT sota
■概要
ドイツのゲーミングデバイスブランドROCCAT製のプラスチックパッド。
比較的柔らかい材質なので丸めても大丈夫だが、さすがに折り目をつけるようなことはできない。
右下に小さなロゴがあるだけのシンプルなデザイン。
色は青と黒の二色が用意されている。

サイズ:縦270×横350
材質:柔らかめのプラスチック粒子

○良いところ
  • 硬質パッドではないのでふんわりとした感触
  • プラスチックの割に比較的止めやすい
×悪いところ
  • ザラついていてソールが削れやすい
  • プラスチックなので寿命は一ヶ月
□総評
ふつう布パッドよりもプラスチックの方がよく滑るといわれている。
ROCCATというメーカーは逆に布の方が滑り、プラスチックは滑りを押さえたコントロール重視に作られているようだ。

sotaはプラスチック独特の初動の軽さを持ち合わせていながら、それほど滑らないおかげでマウスを止めやすい。
比較的ふんわりしていてマウスを激しく動かしても疲れにくい。
確かにプラパッドの宿命である傷のつきやすさや寿命の短さはどうしようもないが、止めやすいのは大きな利点である。
RazerのeXactMatのようなガチガチのプラパッドや、究極のマウスパッドのような超滑るタイプではない。
少し柔らかくてがりがりとした触感のあるパッドである。
Corepad Magna
■概要
ガラスパッド。
色が二週類あるが、性能に差はない。
強化ガラスなので高いところから落としても割れない。
たとえ割れるときも粉々になるので怪我の心配はないという。
ガラスというとキワモノの印象を持ちやすそうだが、Corepad Magnaはそれほど変ではない。
変なのは下にあるIcemat。

サイズ:縦255×横315
材質:強化ガラス

○良いところ
  • 意外と安い価格
  • 汚れついても洗えば落とせる
  • たぶん永久に使える
×悪いところ
  • ガラスなのでかなり硬い
  • マウスソールがとんでもない勢いで削れていく
  • 性能は並み
  • デコボコが場所には向かない
□総評
滑りについては滑りにくいプラスチックパッドと表現するとわかりやすいだろうか。
このドシッとした感じが意外とクセになったりするんだが。
確かにガラスなんだがクセもなくて多くの人にお勧めできるかもしれない。
滑り止めはゴムシートを下に敷くタイプだから水洗いも簡単だ。

ガラスパッドを選ぶ理由は耐久性にある。
たまに洗うだけで半永久的に使えるので、コストパフォーマンスは抜群である。
Icemat
■概要
キワモノの一種だと思う。
少なくとも自分には合わなかった。
様々な色があるのだが、白のようにレーザーマウスだけでなく光学式でも使えない色があったりするので要注意。
今はSteelSeries Experience という名前に変わっている。

サイズ:縦300×横250
材質:ガラス

○良いところ
  • ほどよく滑る
  • 独特の質感
  • 半永久的に使える
  • たくさんの色がある
×悪いところ
  • 独特の表面加工はやはり人を選ぶ
  • 使えないマウスが多い
□総評
表面がすりガラスのような加工になっているので、黒板を爪でひっかいたときのような不快感に襲われやすい。
私はこれがダメだった。
滑り心地については比較できそうなものがないほど独特。
氷の上を滑らせるという感覚がやっぱり適当かもしれない。
ヘンテコなマウスパッドではあるが、色が綺麗なのは魅力。