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バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ


ジャンル:TPS
機種:PS3
発売年:2012年
開発会社:カプコン

公式サイト

レビュー2012年11月

紹介

『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』は2012年にカプコンから発売されたビデオゲームである(以下『オペラク』と略す)。
開発はカプコン本体ではなくSlant Six Gamesというアメリカの会社が行った。
カプコンお家芸とも言えるバイオハザードシリーズのビデオゲームでは初めての外注だ。
規模の大きなゲーム会社は他社にタイトルの名義を貸したり資金を提供して開発を支援し、出来上がったゲームを販売することがある。
このようなやり方はパブリッシャーと呼ばれていて、なにも珍しいわけではない。

位置づけとしては『バイオハザード2』や『3』の外伝、アナザーストーリー、ifものといった趣で作られている。
『2』や『3』と同じ場所と時刻を舞台に『オペラク』の物語は展開する。
シリーズお馴染みの主人公達(レオンやジル)と交わる場面も用意されている。
ただしゲームは今風のTPSであり、COOPプレイをフィーチャーしている。
過去に発売された同じようなスピンオフの『バイオハザード アウトブレイク』は「一般市民が脱出する」ことを重視していたが、『オペラク』は「特殊部隊がクリーチャーと戦う」ことに焦点が映っている。
『バイオハザード4』から導入された三人称視点で『アウトブレイク』のコンセプトをある程度引き継いだ続編的作品、とでも言えるだろうか。
『オペラク』はいたってよくあるカバーアクション主体のTPSである。
敵の攻撃力が高めに設定されているので、プレイヤーは壁に身を隠しながら攻撃をしなければならない。
そして最大四人参加のCOOPプレイを念頭において作られているのも特色だ。
ゲームの中で使うキャラクターはクラスごとに分かれていて、それぞれ異なる特殊能力を持っている。
つまり、性能の違うキャラクターを使い分けながら他プレイヤーと力を合わせてミッションをクリアするゲームである。

COOPだけではな対戦モードも充実している。
人によってはむしろメインだと言っている人もいるくらいに力が入ってはいるのだが、本稿では扱わない。

どちらにしろオンライン前提で作られていることがわかるだろう。
一人で遊ぶのではなく、誰かとオンラインで協力プレイや対戦プレイをするゲームなのだ。
ちなみこれから買う予定の人はそれに加えて追加コンテンツに払うお金(2000円)も含めて検討してほしい。
というのも追加コンテンツがなければキャンペーンの半分しか遊べないからである。

レビュー


まとめ


74点

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