「侍」はこうして作られた 紹介・感想 --FF2400-- ゲームのレビュー・紹介
最終更新日 2010年8月
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田尻 智 ポケモンを創った男
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著者:宮 昌太朗、田尻 智
出版社:太田出版
出版年:2004年
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ポケモン生みの親として有名な田尻智との長時間インタビューを収録した本。
田尻智という人間が子供のころどのようにしてビデオゲームに出会い、興味を持ったか。
そしてゲーム開発への道を歩むことになったのかを時系列に沿って回顧する。
のめりこんだゲームや作ったゲームを絡めて書いてあるので、読者はゲームの歴史をなぞることにもなるだろう。
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●自伝に近い
□ゲーム大好き少年がポケモンを作るまで
あとがきに書かれているように「田尻智のごく個人的なアレコレ」が書かれている。
どのようなゲームに触れてきたか、どのようにして同人誌やゲーム開発を行うゲームフリークを運営していったか。
ゲームが大好きで大好きでしょうがなかった少年のサクセスストーリー(この言い方を本人は好まないかもしれないが)である。
まだゲーム業界が一攫千金のベンチャー的なにおいを残していた時代の話だとも言い換えられる。
随所に田尻のゲームに対する思いは語られているが、それよりも苦労話やユニークなエピソードが面白いとは思う。
何かひとつこの本から普遍的なものを見出すとしたら、情熱だろうか。
誰よりもゲームについて考えぬいてきたからこそ、ポケモンというのが生まれた。
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★★
エピソードとしては面白いが、得るものはあまりなさそう。